トップメッセージ

代表取締役 社長執行役員 森田 哲也

リコーITソリューションズは、ダイバーシティ&ワークライフ・マネジメントを会社の重点テーマと位置づけ、その推進に取り組んでいます。
IT企業にとって、人材は経営資源そのものであり、優秀な人材をいかに確保し、その人材に活躍してもらうかが大きな経営課題です。さらに、テクノロジーが日々進化し続ける昨今、IT企業が市場の変化とお客様の多様なニーズに柔軟・迅速に対応し、イノベーションを起こし続けるために、多様な人材・能力がますます求められるようになっています。このような環境下、女性の活躍こそが多様性を生みだす原動力になると、リコーITソリューションズは考えています。

IT業界はこれまで、労働環境が厳しく、ワークライフ・マネジメントの実現が難しい職種とされてきました。特に女性は、出産や育児を経てなお働き続け、活躍することは困難である、との認識が一般的でした。しかし、リコーITソリューションズは、全社員の20パーセント弱を女性が占めています。戦力の2割にのぼる有望な人材が、もっともっと活躍し成長してくれれば、女性たち本人にとっても、そして企業にとっても、大きな強みになるはずです。逆に、女性が活躍できないことは、企業にとっては大きな機会損失であるととらえるべきです。

そこでわたしたちは、女性がライフイベントを乗り越えながら自ら成長する意欲を持ち、女性の活躍と成長、さらにワークライフ・マネジメントが実現される会社づくりを進めています。現在は、全社横断組織である「ダイバーシティ推進委員会」を中心にダイバーシティ&ワークライフ・マネジメント施策を展開しており、「2014年度までに女性管理職比率※を10%まで引き上げる」ことを数値目標に掲げています。
※全女性従業員数に占める女性管理職数の割合。

まず、女性社員のキャリアアップ支援策として、女性が将来のありたい姿を思い描き、それに向けたキャリアプランを自身で考え実行していくための「キャリアデザイン研修」や、将来管理職を嘱望される女性社員に対する集中育成プランを展開しています。また、仕事と育児の両立を支援する人事制度の拡充や、育児休職者に対する「復職支援セミナー」の実施等により、女性社員が働き、活躍し続けることをバックアップしています。さらに、ワークライフ・マネジメントの知識やノウハウを共有するためのイベントを開催し、働き方そのものを変えていくことを全社員に働きかけています。

現在、女性社員の育児休職後の復職率が90%以上になるなど、施策の効果が目に見える形で現れ始めています。今後は施策を更に強力に推し進めるとともに、育児休職者が在宅勤務を行うための環境整備など、ワークスタイル変革の領域にも踏み込んだ新たな試みを取り入れていきたいと考えています。

近年、ダイバーシティ推進に意欲的な日本企業トップ層が、非常に増えたと実感しています。また、政府が「2030年に、指導的地位における女性の割合を30%」の目標を設定するなど、官民双方でダイバーシティ推進を加速する動きが高まってきています。しかし、日本社会全体、そしてリコーITソリューションズにおいても、女性の活躍はまだまだ十分とはいえない状況です。リコーITソリューションズは、女性の活躍が会社の活力に、さらにお客様への価値提供のエネルギーとなるよう、女性がいきいきと働ける環境づくりを社員とともにつくり上げてまいります。

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